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比婆山(ひばやま)は、日本神話においてイザナミが葬られたと記される地である。 古事記において「かれその神避りし伊邪那美の神は、出雲の国と伯伎の国(伯耆の国)の堺、比婆の山に葬りき」と記される。広島県庄原市から島根県仁多郡奥出雲町境にある比婆山は国定公園として有名で、現在、イザナミの神陵地は本居宣長の『古事記伝』の記述からは出雲と伯耆の境に近い島根県安来市の比婆山のほうが妥当性が高い考えられている。 == 広島県庄原市の比婆山 == 比婆山(ひばやま)は、広島県庄原市にある標高1264mの山。中国山地中部にあり、比婆道後帝釈国定公園に属している。 比婆山連峰の最高峰は立烏帽子山(1299m)であり、比婆山といえばこれを指すこともあるが、立烏帽子山の北北西方向に、ブナ林の中に標高1264mの円丘があり、伊邪那美命の御陵と伝えられる苔むした巨石が横たわっている。この峰を特に比婆山あるいは比婆山御陵と呼ぶ場合もあり、国土地理院の2万5千万分の1地形図ではここを「比婆山」としている。 さらに烏帽子山(御陵の北西側・島根県境)、池ノ段(立烏帽子山の西側)、竜王山(立烏帽子山の南東側)に三等三角点が設置され、それぞれ「烏帽子山」1225.14m、「立烏帽子」1279.46m、「川奥」1255.84mとなっている〔国土地理院 基準点成果等閲覧サービス 〕。また烏帽子山の西にある吾妻山は日本三百名山に選定されている。 竜王山の南西側山麓には伊邪那美命を祭った熊野神社があり、比婆山への参道の遥拝所にあたるとされる。 熊野神社の境内には、樹齢千年といわれる全国でも有数の巨杉があり、京都の神社関係者が参拝に訪れた時、 「境内の雰囲気が素晴らしい!まさに伊邪那美命を祭った神社だ。もし、これが京都にあったら、毎日何万人もの観光客が 押し寄せるに違いない!」と驚かせたほどである。しかし確かな文献学的出典は少なく岩波文庫の古事記(元日本考古学会会長 倉野憲司著)に論拠を求めた偽作が多い。彼は戦前の本居宣長の古事記伝の現代訳では島根県山中(島根県安来市伯太町)あたりの地名記載を明確に記載している人物でもあり、敗戦がもたらした影響が今後研究されることが期待されている。 北東側山麓の六の原にはたたら製鉄場跡があり復元展示され、県史跡に指定されている〔荒井魏 『日本三百名山』 毎日新聞社編、1997年〕。 一帯はひろしま県民の森として整備され、宿泊施設、キャンプ場、スキー場がある〔『アルペンガイド 中国・四国の山』 山と渓谷社、1998年〕。 比婆山連峰は1970年に未確認動物であるヒバゴン目撃騒動の舞台となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「比婆山」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mount Hiba 」があります。 スポンサード リンク
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